東北発ICTスタートアップ支援プラットフォーム

SPARK!TOHOKUは東北地域におけるICTスタートアップ支援の充実と活性化を目的としたプラットフォームです。東北の起業支援および情報産業振興を担う行政、公的機関、民間等の有志により運営しています。

主な活動として、総務省/NICT主催「起業家万博」「起業家甲子園」に東北代表として出場する起業家を選ぶピッチイベント「SPARK!TOHOKU Startup Pitch」開催や、同イベントに参加をする起業家に向けたメンタリング等を行っています。

SPARK!TOHOKU2024 Startup Pitch

東北発ICTスタートアップ創出・育成のため、2015年より東北の自治体や大学等が実行委員となり、開催しているピッチイベントです。総務省と国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が全国規模で開催するピッチイベント「起業家甲子園」(学生部門)、「起業家万博」(若手起業家部門)の東北連携大会として開催します。

開催概要/募集対象及び申込方法

1.部門・募集対象

(1) 学生部門(起業家甲子園 東北連携大会)
以下の①、②の条件を満たした学生チームを対象とした部門となります。

① 高校生、高専生、大学生、大学院生等の学生や学生で構成されるチームとします。起業の有無は問いません。

② 東北地区に縁のある学生、学生で構成されるチームとします。
※「縁のある」とは、当該地区に所在する学校等に通学する方、起業している場合には当該地区に当該企業が存すること等を指します。

③ これまでに「起業家甲子園」への出場経験のある学生・学生で構成されるチームの応募は認められません。

④ 情報通信技術(ICT)を活用したビジネスプランを前提とします。

※発表時点で最低限でもプロトタイプレベルの実装済みであることが望ましいです。

(2) 若手起業家部門(起業家万博 東北連携大会) 

以下の①、②の条件を満たした若手起業家を対象とした部門となります。

① 起業や事業拡大に意欲があり、事業計画を完成させたいなど成長志向が強いことが求められます。

② 過去3年以内にICTを活用した新規事業を開始した、あるいは今後1年以内に新規事業の開始を目指している東北地域のスタートアップや中小企業の代表者とします。

※「東北地域の」とは、当該企業の本社所在地が東北地域にあること等を指します。また、起業家万博への応募は、代表者のほか当該企業の社員等を含むチームとしての応募も可能です。

※起業家甲子園、起業家万博のいずれも、一次審査(書面審査)通過者向けのビジネスプランのブラッシュアップセミナー及びスタートアップピッチ当日に参加可能であることを条件とします。

2. 「起業家甲子園・起業家万博」(全国大会)出場者の選抜基準

<大前提>自分のアイデアを形にして世の中に広めていきたい、自分の技術を活用して世の中に広めていきたいという意欲のある学生、若手起業家の方

Ⅰ. 経営者が人として魅力的か、意志力・伸びしろはあるか
Ⅱ. 魅力的な事業領域か
●市場の規模は大きいか
●成長が期待できるか
●将来的にグローバルにスケールできる見込みがあるか
Ⅲ. 勝てる戦略か
●独自技術・アイディアがあるか
●事業計画に実現可能性があるか
Ⅳ. 地域の「特色」「課題」「シーズ(ディープテック領域等)」を活用したビジネスか

3. 応募締切

令和6年10月1日(火)必着

エントリーフォームに必要事項を記入の上、ご応募ください。
なお、応募にあたっては、「『SPARK!TOHOKU 2024 Startup Pitch』応募規約」への合意が必要となります。

4. 各賞

NICT賞(最優秀賞)
ほか(後日発表予定)

5. 選考プロセス

(1) 一次審査
応募書類をもとに、一次審査を行います。通過者は、ブラッシュアップセミナーへの参加を経て、「SPARK! TOHOKU 2024 Startup Pitch」へ出場することができます。

(2) SPARK! TOHOKU 2024 Startup Pitch
一次審査通過者が出場するピッチイベントを開催し、各賞の授与を行います。最優秀賞(NICT賞)受賞者は、全国大会となる「起業家甲子園」(学生部門)、「起業家万博」(若手起業家部門)への出場権が与えられます。

日時:令和6年12月13日(金)
場所:スマートイノベーションラボ(SIL)仙台
(仙台市青葉区中央4-4-19 アーバンネット仙台中央ビル4階)

審査員:NICT ICTメンターほか(後日発表予定)

*出場権獲得者の「起業家甲子園」「起業家万博」への出場は、ICTメンター会議での承認を経て確定となります。受賞時に出場が決定するものでありません。
*NICT賞は、該当者なしの場合もあります。

(3)「起業家甲子園」「起業家万博」出場可否決定
NICT賞受賞者は、NICTが選定するICTメンターのメンタリングを受け、ビジネスプランのブラッシュアップを行います。その結果をもとに、「起業家甲子園」「起業家万博」出場可否が決まります。

6. スケジュール(予定)

8月1日(水) 出場者の募集開始
10月2日(火) 募集締切
10月中旬 1次審査(書面審査)
11月中旬 1次審査通過者向けのブラッシュアップセミナー開催(オンライン)
12月15日(金)「SPARK! TOHOKU 2024 Startup Pitch」
12月以降 NICT賞受賞者のメンタリング実施
3月13日(木) 「起業家甲子園」(全国大会)
3月14日(金) 「起業家万博」(全国大会)

7. 主催/共催/後援/協力/協賛

(1) 主催
SPARK!TOHOKU実行委員会
【構成団体】仙台市、会津若松市、郡山市、滝沢市、八幡平市、青森市、山形県、国立大学法人東北大学、公立大学法人会津大学、エイチタス株式会社、一般社団法人事業創発研究会DigiBizみやぎ、一般社団法人EO North Japan(EONJ)、フォーアイディールジャパン株式会社、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)、総務省東北総合通信局(2024年7月末現在)

(2) 共催
東北情報通信懇談会、秋田県、青森商工会議所、国立大学法人弘前大学、国立大学法人秋田大学、公立大学法人秋田県立大学、国立大学法人山形大学、国立大学法人岩手大学、公立大学法人岩手県立大学

(3) 後援
宮城県教育委員会


(4) 協力
仙台スタートアップ・エコシステム推進協議会

(5)協賛
アイリスオーヤマ株式会社、株式会社青森銀行、株式会社秋田銀行、いわぎん事業創造キャピタル株式会社、株式会社NTTドコモ東北支社、 NTT都市開発株式会社、株式会社きらやか銀行、KDDI株式会社、株式会社七十七銀行、生活協同組合連合会コープ東北サンネット事業連合、 ソフトバンク株式会社、株式会社東邦銀行、東北電力株式会社、東日本電信電話株式会社 宮城事業部、株式会社三菱UFJ銀行、山形新聞

SPARK!TOHOKU Startup Pitchの参加メリット

◇ ICTメンターによるプロ視点からのICTスタートアップ支援、事業化促進の機会(ブラッシュアップセミナー、メンタリング等を含む)
◇ 著名なVC(ベンチャーキャピタリスト/審査委員)に対するプレゼン機会の獲得 
◇ 各賞獲得による知名度の向上・資金調達機会の獲得や副賞の活用(賞名等・副賞内容は決まり次第公表)
◇ パートナー企業や観覧企業等とのマッチング・交流機会の獲得

「起業家甲子園」「起業家万博」出場メリット

◇ 総務大臣賞など各賞の獲得、知名度の向上

◇ 米国シリコンバレーでの短期ブートキャンプの参加機会獲得(「起業家甲子園」出場予定者対象/予定) 

◇ パートナー企業等とのマッチングや交流機会の提供

◇ 国内外の大規模展示会への出展機会の提供(「起業家万博」出場者対象/予定) 

◇ 豊富なメンター(ベンチャー企業経営者、VCなど)によるブラッシュアップ、メンタリング

SPARK!TOHOKU活動紹介

ピッチイベント 過去の開催記録

SPARK!TOHOKUのピッチイベントは、「起業家万博」「起業家甲子園」の連携大会として開催を重ねてきました。過去の記録は、下記リンク先のNICTの開催レポートをご覧ください。
 

2023年「SPARK! TOHOKU 2023 Startup Pitch
2022年「SPARK! TOHOKU 2022 Startup Pitch」 

2021年「SPARK! TOHOKU 2021 Startup Pitch」 

2020年「SPARK! TOHOKU 2020 Startup Pitch」 

2019年「SPARK! TOHOKU 2019 Startup Pitch」 

2018年「SPARK! TOHOKU 2018 Startup Pitch
2017年「SPARK! TOHOKU 2017 Startup Pitch
2016年「SPARK! TOHOKU 2016 Startup Pitch
2015年「SPARK! TOHOKU2015

2014年「SPARK! TOHOKU ~ 東北発ICTビジネスの勝負ドコロを探る ~NICT Entrepreneurs’ Challenge 2Daysチャレンジイベントin東北」 

2013年「SPARK! TOHOKU ~東北発ICTビジネスの勝負ドコロを探る

「起業家甲子園」「起業家万博」とは?

総務省及びNICTが、全国各地で起業家を支援する「起業家応援団」と連携し、「全国アクセラレータ・プログラム」を実施。ICT業界やベンチャーキャピタリストとして活躍する方々をICTメンターに迎え、連携大会において有望な起業家の卵を掘り起こし、メンタリングやビジネスプランのブラッシュアップ等を行い、その成果発表の場として、「起業家甲子園」(学生対象)・「起業家万博」(若手起業家対象)を用意しています。
【関連リンク】NICT「ICTスタートアップ支援センター

東北では「SPARK!TOHOKU実行委員会」が起業家応援団となり、「SPARK!TOHOKU Startup Pitch」を連携大会と位置付けています。

歴代の「起業家甲子園」「起業家万博」出場者

▼2023年
【万博】Golden Field株式会社 代表取締役 金野利哉氏 
【甲子園】山形県立酒田東高等学校 小松寛明氏
▼2022年 該当なし
▼2021年 
【万博】株式会社弘栄ドリームワークス 代表取締役社長 菅原康弘氏
【甲子園】東北大学 未来型医療創造卓越大学院チーム 代表 下川大輝氏
▼2020年 
【万博】株式会社⼋幡平スマートファーム 代表取締役 兒玉則浩氏
【甲子園】 会津大学 谷川直弥氏
▼2019年 該当なし
▼2018年 該当なし
▼2017年 
【万博】株式会社エイシング 代表取締役CEO 出澤純一氏
【万博】株式会社MOVER 代表取締役 蔵屋諒人氏 
【甲子園】 仙台高等専門学校 山﨑泰晴氏
▼2016年
【万博】炎重工株式会社 代表取締役 古澤洋将氏
【甲子園】東北大学 山本憲弘氏
▼2015年

【万博】株式会社FaBo 代表 佐々木陽氏
【甲子園】東北大学大学院 医工学研究科 川原岬氏

▼2014年
【万博】有限会社アグリフューチャー 代表 女川源氏 
▼2013年
【万博】株式会社プラスヴォイス ICT事業部 仙台本社 センター長 遠山至氏
【万博】株式会社アイティコワーク 取締役 岡本信也氏


SPARK!TOHOKU実行委員会について

SPARK!TOHOKU実行委員会は、スタートアップ育成の領域で活動をする自治体、各種団体、企業等が自発的に集まって結成された集まりです。総務省 東北総合通信局が事務局を務め、地域や官民の垣根を超えて活動を展開しています。